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 お知らせ と トピックス
お知らせ

令和6年度 近江弥生文化セミナー 開催します(R6.6.1)

伊勢遺跡は、後の近江国・現在の滋賀県の出発点となる重要な遺跡であるとともに、我が国の形成過程を考える上でも貴重な遺跡として評価され、平成24年1月に国史跡に指定されました。
令和5年11月に開園した伊勢遺跡史跡公園では、「倭国」の形成を牽引した伊勢遺跡の原動力となった近江の弥生文化について、県内外の研究者を招いて最新の研究成果を報告いただき、伊勢遺跡をはじめとする近江の弥生遺跡と弥生文化について、理解を深めていきたいと考えています。
本年度は、伊勢遺跡の時代にあたる弥生時代後期の集落遺跡を中心に、滋賀県内各地の遺跡の調査担当者を迎えて、最新の調査成果を踏まえ報告いただきます。
開催セミナー
第1回 演題 伊勢遺跡からヤマト政権への道
講師 丸山 龍平 氏(元名古屋女子大学教授)
日時 令和6年6月9日(日)午後2時〜午後3時30分
第2回 演題 湖東の弥生遺跡と稲部遺跡(仮称)
講師 戸塚 洋輔 氏(彦根市文化戦略部文化財課)
日時 令和6年8月11日 午後2時〜午後3時30分
第3回 演題 惣山・京ケ山遺跡〜湖西南部の高地性集落の調査〜(仮称)
講師 神保 忠宏 氏(滋賀県文化財保護協会)
日時 令和6年9月8日 午後2時〜午後3時30分
第4回 演題 能登川石田遺跡と東近江の弥生遺跡
講師 杉浦 隆支氏(東近江市埋蔵文化財センター)
日時 令和6年11月17日 午後2時〜午後3時30分
第5回 演題 湖北の弥生集落(仮称)
講師 西原 雄大 氏(長浜城歴史博物館)
日時 令和6年12月8日 午後2時〜午後3時30分
第6回 演題 上御殿遺跡と湖西の弥生集落 〜双環柄頭短剣の鋳型の評価〜
講師 中村 健二氏(滋賀県文化財保護協会)
日時 令和7年2月9日 午後2時〜午後3時30分
開催場所
守山市伊勢遺跡史跡公園遺構展示施設(定員40名 聴講無料)
申込み
電話で右記伊勢遺跡史跡公園まで  077−599−3223
トピックス

「伊勢遺跡史跡公園オープン記念シンポジューム 
 「謎の伊勢遺跡と卑弥呼の共立」を開催しました(R6.3.30) 終了しました

ポスター
【日時】 令和6年3月30(土) 13:30〜16:50
【内容】
 第1部 13時30分〜16時15分
 講演1:「伊勢遺跡はこのように発見された」
     伴野幸一氏(守山市伊勢遺跡史跡公園 所長)
 講演2:「弥生時代近畿の南部と北部
     ―ヤマト王権への覇権と確執、そして統合をめぐって―」
     森岡秀人氏(奈良県立橿原考古学研究所 共同研究員)
 講演3:「伊勢遺跡を『魏志倭人伝』から読み解く」
     大橋信弥氏(守山市文化財保護審議会委員)
 第2部 16時15分〜16時50分
 討論:伊勢遺跡の謎は解けたか?
 パネラー:伴野幸一氏・森岡秀人氏・大橋信弥氏
 司 会 :田口一宏(NPO法人守山弥生遺跡研究会 理事長)
【場所】 守山市生涯学習センター 大会議室
【申込み】 定員80名(先着順) 
終了しました
【資料代】 500円
【主催】 NPO法人守山弥生遺跡研究会

令和5年度 近江弥生文化セミナー を実施しました(R6.3.20) 終了しました

守山市伊勢遺跡史跡公園は、令和2年度から整備事業を開始し、令和5年11月12日に開園いたしました。
国史跡伊勢遺跡は、後の近江国・現在の滋賀県の出発点となる重要な遺跡であり、我が国の形成過程を考える上でも貴重な遺跡と評価されています。
古代の「倭国」の形成を索引下伊勢遺跡の原動力となった近江の弥生文化について、県内外の研究者を招いて最新の研究成果を報告いただき、伊勢遺跡をはじめとする宇山市内の遺跡の理解を深めていきたいと考えています。
本年度は、栗東市域に広がる伊勢遺跡に隣接する下鈎遺跡について、報告いただきます。
開催セミナー
第1回 演題 伊勢遺跡の構成と変遷について − 遺跡展示施設の展示解説 −
講師 伴野幸一 氏(伊勢遺跡史跡公園所長)
日時 令和6年1月28日 午後2時〜午後3時30分
第2回 演題 栗東市側の伊勢遺跡について − 大宝小学校の調査成果を中心に −
講師 近藤 広 氏(栗東市スポーツ協会文化財課 特任技師)
日時 令和6年2月18日 午後2時〜午後3時30分
第3回 演題 伊勢遺跡と栗東市下鈎遺跡 − 青銅器生産と環権(はかり)− 
講師 佐伯英樹 氏(栗東市スポーツ協会文化財課 課長補佐)
日時 令和6年3月17日 午後2時〜午後3時30分
開催場所
守山市伊勢遺跡史跡公園遺構展示施設(定員40名 聴講無料)
申込み
終了しました

大型建物「祭殿」の柱根の里帰り(R6.2.25) 終了しました

祭殿SB4で発掘された柱根が、発掘されて29年ぶりに伊勢遺跡の場に里帰りしました。
展示の期間は、令和6年1月24日〜2月25日です。
詳細は、チラシをご覧下さい。(チラシをクリックすると大きくなります)
SB-4柱穴

SB−4の柱穴
ポスター

「導水施設と水辺の祭祀」のホームページを公開しました(R4.12.18)

祭政一致の弥生時代、水にまつわる祭祀は首長にとっては重要な祭儀でした。多くの人々も、水辺で生活に密着した願い、祈りを行っていました。
水にまつわる祭祀として「導水施設」と「水辺の祭祀」に分けて記述しています。
前者は、カミに捧げたり、人・物を清める「祭祀用の水」を得るための導水施設・井戸について、
後者は川や井戸、溝など水がある場所で行われた「生活に密着した祈り」の祭祀について述べています。

詳しくはこちらをご覧ください。 ⇒  水の祀りバナー

「意見の広場」へ「近江の独立棟持柱建物は祭殿か?」を掲載しました(R3.12.15)

弥生時代前期末ごろから各地で大型建物が建てられるようになりました。 多柱の大型建物は北九州に多く、独立棟持柱建物は近畿・東海、中でも近江に多く見られました。
建物から張り出した独立棟持柱のある建物は神殿作りに似ており、祭殿であったと見做されています。
これに対する異論もあるのですが、近江の独立棟持柱建物が祭殿か? いろいろな観点より掘り下げて分析検討しました。

是非ご覧ください。 こちらから ⇒ 「近江の独立棟持柱建物が祭殿か?」

「弥生近江の大型建物」のホームページを公開しました(R3.12.15)

弥生時代中期になると各地で大型建物が建てられるようになりました。
その中でも筑前と肥前(福岡県、佐賀県)と近江(滋賀県)に突出して多くの大型建物がありました。
筑前には多柱の大型の建物が特に多く、近江には独立棟持柱建物と多柱の大型建物の両方がありました。
独立棟持柱建物はその特異な建物形状から「祭殿」と見做されて、近畿・東海・中国地方に多く、 中でも近江に数多くありました。
近江の中で見てみると、大型建物の所在地は、伊勢遺跡と下之郷遺跡になります。

詳しくはこちらをご覧ください。 ⇒  大型建物バナー


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